Myanmar_2013  カクー

カクーは2000年に外国人に解放されたばかりの遺跡で、パオ族の民族エリアにあります。ここへの観光はパオ族が完全に仕切っていて、訪れるには彼らの許可が必要になります。タウンジーにパオ族の事務所があり、すべての外国人訪問者は訪問前にこの事務所に立ち寄り、入域料3ドルを支払い、パオ族ガイドを雇わなければならない。この他にタクシー代も必要なのですが、私は一人なのでどうしても割高になる。そういうわけで、その事務所で待ち構えていて、一人か二人ぐらいで来た旅行者に頼んで便乗させてもらおうという計画を立てました。パオ事務所のスタッフもこの便乗計画を快諾してくれ、客が多い朝の二時間ぐらいをパオの若者たちとだべりながら日々スタンバイしておりました。しかし三日たってもうまい具合の客が来ない。そのうち気の毒に思ったのか、ガイド見習いの青年が俺がバイクで連れてってやると豪気を見せ、ようやく訪問がかなったのでありました。まあ、途中からそのパターン狙ってたんだけどね。

パオ族の村

たまたまその日はパオ族の祭りがあるということで、ガイド君の出身村に寄ってもらいました。なかなか大きな村で、屋台もたくさん出ていて、ガイド君に何か食おうと誘ったら、こんな埃っぽいところは嫌だと断られました。私は平気なのに…(笑)

パオ・ダンス動画

パオ族の祭りの様子です。村の中にステージがしつらえてあり、けっこうノリノリで踊っていました。

女性はタオルのような布をターバンに巻くのがパオの民族衣装のようです。

動画は8秒で終わります。音楽が派手です。

カクー遺跡

2000もの仏塔が林立するカクー遺跡。

言い伝えでは最初の仏塔は紀元前に建てられ、今でも増え続けています。

パガン遺跡やこの後行くピンダヤ洞窟寺院もそうですが、金持ちになった人や、そうでなくても志のある人が、私財をなげうって、仏塔を建てたり、仏像を寄進したりする。これは上座仏教の伝統らしい。隣国タイでも今でも金持ちが新しい寺院を建造し続けています。

新しい遺跡?

そういうわけで、カクーも新しい仏塔が多い。けっこう新しいので遺跡といわれてもあまりピンと来ないんだな。

裏の田んぼ

カクー遺跡のど真ん中をすり抜けて裏に出た途端に、目の前に田園風景が広がる。遺跡はちょっと高台になっているようです。

稲刈り後の乾期の風景ですが、田植え後の雨期のシーズンはもっと美しいに違いない。まあ、恐らくはミャンマーでもごく一般的な農村の風景なのでしょう。

正直に言うと、カクー遺跡よりこっちが好きです。

ツイン

またまた遺跡内に戻る。

双子ちゃんが観光してました。特に意味はありません。

シンガポール

シンガポール人の寄進碑がたくさんありました。彼らの仏塔がここにあるということです。ほとんどが最近のものです。

なぜ、シンガポールなのでしょう。華僑ネットワークなのかな。

鐘の音

一人仏塔の間をさまよい歩いていると、突然風が吹き、塔の先端についている鐘がいっせいに鳴り響く。いい感じです。

ビデオ撮影はいまひとつタイミング逃してますが。

感想

まあ、こんなこと言うのもなんですが、勿体つけてる割には小さかったし、新しかったです。

村には瞑想センターなんかもあったので、何か他の観光資源と組み合わせて売り出すことを考えたほうがいい。

ガイド君

彼には本当にお世話になりました。最後にタウンジーで中華料理をご馳走しました。

彼は陸路国境のメーホンソン・ルートやメーサイ・ルートを抜けてタイに出稼ぎに行ったことがあるらしい。外国人も通れるようになったら面白いと思います。